81: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/10/03(木) 21:29:04.28 ID:wT2tO75h0
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清路市内某所
のあ「……」ズルズル
雪菜「カップラーメンで良かったんですかぁ?」
のあ「カップラーメンを提示したのはそちら。心象を悪くして、食事抜きは避けたい」
雪菜「もっと良い物を食べてるかと思いましたぁ」
のあ「食べ物に貴賤はないわ」
雪菜「そうですかぁ、お金持ちの考えていることはわかりませんねぇ」
のあ「私にはあなたの考えがわからない」
雪菜「そうですねぇ、わかってくれないと困りますぅ」
のあ「私が、かしら」
雪菜「あなた、ではありません」
のあ「私ではない……か。ごちそうさま」
雪菜「おかわりはいりませんか?」
のあ「結構。飲み物はいただけるかしら」
雪菜「ミネラルウォーターをどうぞ。ここに置きますねぇ」
のあ「……」
雪菜「私もお昼にしましょう」
のあ「私でないのなら……」
雪菜「何か言いましたかぁ?」
のあ「真奈美ね」
雪菜「……」
のあ「正解みたいね、その反応は」
雪菜「うふふ、その通りですよぉ」
のあ「あなた、海外にいたのかしら」
雪菜「さぁ?答える必要はありません」
のあ「あなたに聞いても仕方がない」
雪菜「わかってくれましたかぁ?」
のあ「真奈美が気づかないと、いずれにせよ事態は進展しない」
雪菜「探偵さんに聞いてあげます、どうしてそう思ったんですかぁ?」
のあ「消去法。私を誘拐することで関係者を動かすなら誰か。会社や親族を脅迫していない以上、真奈美かまゆしかいない」
雪菜「カワイイまゆちゃんじゃないんですかぁ?」
のあ「まゆを怖がらせるには最適でしょうけど、それなら見つけて欲しいという要求は出さない」
雪菜「ええ、その通りですねぇ」
のあ「真奈美については、あなたの反応を見ればいい」
雪菜「……」
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