井村雪菜「高峯のあの事件簿・高峯のあの失踪」
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63: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/10/03(木) 21:10:26.48 ID:wT2tO75h0
頼子「1つ目、警察には連絡しないこと。その場合、高峯のあの安全は保障しません」

のあ「電話の発信元を辿るのは無理ね……」

頼子「ご了承いただけますか。警察内部に手の物がいることはご存知かと」

真奈美『……承知した』

頼子「2つ目、ケータイのGPSは切っています。そこから追うことはできません」

のあ「周到ね」

頼子「3つ目です。要求をお聞きください」

真奈美『聞こう、なんだ?』

頼子「その前に、高峯のあさんから伝言はありますか?」

真奈美『のあがそこにいるのか?』

のあ「主犯格の名前は伝えてくれるかしら」

頼子「それは許されていません」

のあ「それなら、私からは一つだけ。真奈美、寝なさい。私は無事よ」

頼子「真奈美、寝なさい、私は無事、とのことです」

真奈美『本当に、のあはそこにいるのか』

頼子「いますよ。おつなぎは出来ませんが」

真奈美『なら、聞いてくれ。ライブの最後の曲は何だったか』

頼子「はい。高峯のあさん、ライブの最後の曲は何でしたか」

のあ「前川みくのにゃんにゃんぱらだいす」

頼子「前川みくのにゃんにゃんぱらだいす、だそうです」

真奈美『確かにいそうだな、そこに』

頼子「3つ目をお伝えします」

真奈美『要求か』

頼子「探してください。待っています、とのことです」

のあ「……」

真奈美『のあを誘拐した目的は何だ、古澤頼子』

頼子「私にはわかりかねます。おやすみなさい」

真奈美『待て!き……』

頼子「電源はオフにしておきます。助手を信じて良かったですね」

のあ「ええ。かまをかけることを教えておいてよかったわ」

頼子「気づかれてしまいました、名乗ってもいないのに」

のあ「隠す気はないでしょうに」

頼子「はい。大石泉さんから聞いているでしょうから」

のあ「……ええ。古澤頼子、聞くわ。答えなさい」

頼子「許される範囲であれば」

のあ「目的がわからない。真奈美に探させる理由がわからない」

頼子「私にはわかりません。わからないから、面白いのですよ」

のあ「あなたが答えられる質問にするわ。あなたは何が目的なのかしら、古澤頼子」

頼子「今はお話することはできません。あなたは探偵ですから答えに辿り着きます、きっと」

のあ「……そう」

頼子「もうお話することはありません。良い夜をお過ごしください」



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