49: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/10/03(木) 20:56:30.14 ID:wT2tO75h0
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高峯探偵事務所
まゆ「のあさんからの提案だったんですねぇ」
真奈美「ああ。佐久間君もそうだろう?」
まゆ「はい。のあさんが、言ってくれました」
真奈美「まぁ、そんな提案を飲む私も私だがな」
まゆ「ふふっ」
真奈美「結果としては正解だったな。のあのツテは私にも得だったし、何より退屈はしていない」
まゆ「そうですねぇ。瞳子さんはすぐに芸能界に戻ったんですかぁ?」
真奈美「ああ。CGプロのスカウトが直々に来たらしいからな」
まゆ「まぁ……」
真奈美「のあもお節介だな。私達もお節介を受けている側だが」
まゆ「ふふっ……」
真奈美「誰かと暮らすのは良いことだな。のあと張り合うのも偶にはいい」
まゆ「はい、とっても」
真奈美「きっとだが……」
まゆ「……」
真奈美「私達がここにいるだけで、のあのためになっている」
まゆ「……」
真奈美「のあはここを離れられないから、誰かを招き入れるしかない」
まゆ「それが、善意なら提案しやすいから」
真奈美「ああ。ここにいるのは、のあが望んだからだ」
まゆ「のあさんも言っていました」
真奈美「本当は両親さえ生きていれば、違う性格だったのかもな。人助けが心の底に根付いた、良家の御息女だものな」
まゆ「……それは」
真奈美「もしも、の話は残酷だな。そうだったら、こうして話していることもない」
まゆ「そうですねぇ、今を否定する理由なんてないのに」
真奈美「ああ。幾つか偶然があって、ここにいる」
まゆ「ありがとうございます、真奈美さん」
真奈美「どういたしまして。他にも聞きたいことはあるかな」
まゆ「それなら、前から聞きたいことがあったんです」
真奈美「なにかな」
まゆ「みくちゃんを紹介した時のことが聞きたいです」
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