36: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/10/03(木) 20:44:15.72 ID:H1ozWFRS0
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清路市民文化ホール・通用口側の裏道
雪菜「行ってしまいましたねぇ」
のあ「ここは出る所も見えるし、車の通り道だから」
雪菜「穴場ですねぇ。手も振ってくれました」
のあ「満足したわ、あなたは」
雪菜「私はこれからですよぉ、ここに来るのも、あなたが悲鳴を上げないのも知っています」
のあ「何を言って……くっ……」
雪菜「車に載せましたか?」
渋谷凛「問題ないよ。軽かった、どんな骨格してるんだか」
渋谷凛
頼子達に協力している。かつては花屋の一人娘だった。
雪菜「見られていませんよねぇ」
凛「うん。すぐに発車しよう。詩織」
瀬名詩織「はい。乗ってください、『化粧師』」
瀬名詩織
交通機動隊員。リスクを冒すために、彼女達に協力している。
雪菜「迎えに来てくれてありがとうございますぅ」
凛「こっちの人はどうすんの?」
美優「一応来ましたけれど……」
雪菜「保険はいりませんでしたねぇ。うかれぽんちさんでしたぁ、あなたの言う通り」
詩織「乗りますか」
美優「いいえ。歩いて帰ります……お疲れ様でした」
雪菜「また、お会いしましょうねぇ」
美優「……会うことがあるなら」
雪菜「うふふっ、出してください」
詩織「はい」
雪菜「気づいてくれるかなぁ、早く」
凛「……」
雪菜「何か言いたげですねぇ」
凛「別に。あんたの邪魔はしないから」
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