【バンドリ×けいおん】唯「バンドリ?」香澄「けいおん?」
1- 20
113: ◆64sUtuLf3A[sage saga]
2019/10/02(水) 22:23:17.60 ID:2rXBvp8co
友希那「……梓さんも、昔は私達の様に、バンドをやってた事があったんですね」

リサ「じゃあやっぱり、パートはギターをやってたんですか?」

梓「はい、リズムギターをやってました」

あこ「リズムギター? 紗夜さん、それって普通のギターとは違うんですか?」

紗夜「Roseliaのギターは私だけですからイメージは沸かないと思いますが……私達の知り合いでいえば……そうね、Poppin'Partyの戸山さんのパートがリズムギターですね」

あこ「へ〜、そうなんですね」

燐子「梓さんも……きっと……私達よりも厳しい練習を……していらしたんでしょうね……」

梓「あはは……どうでしょう……部活の時はいつもお菓子ばかり食べてたから……ちゃんとした練習をした事なんて、数えるぐらいしかなくて……」

友希那「そうなんですか……意外だわ……てっきり、私達ぐらいストイックに打ち込んでいたものとばかり思ってましたけど……」

 梓の言葉に、驚いた声で友希那は返す。


梓「最初は私も部活じゃなく、友希那さん達の様に外バンでやろうとも思ってたんです……でも、軽音部の先輩達の楽しそうな演奏がすごく魅力的に見えて……それで、軽音部でやるって決めたんですよ」

梓「当時の私が本当の意味でバンドに求めていたのは、バンドとしてのレベルの高さではなく、共に音楽を楽しめる仲間だったんですよね」

梓「ふふっ……あの頃は楽しかったなぁ……」

 過去を思い返す梓の脳裏に、二組のバンドと過ごした青春が蘇る。

 4人と先輩達と、2人の同級生と、2人の後輩に……1人の顧問の先生。

 みんなで奏でた音が、お茶を交わした日々が蘇る。

 それはもう、遠い日の記憶。いくら願っても巻き戻せない、懐かしい日々の思い出――。


リサ「一度でいいから聴いてみたいね……梓さんたちのバンドの演奏……」

友希那「ええ……そうね……」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
392Res/454.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice