白雪千夜「今日はお前とふたりきり……?」
1- 20
8: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/09/30(月) 00:23:27.89 ID:rPMEZBG40
1時間後



P「今日はありがとう。ごちそうさまでした」

千夜「こちらこそ、残飯を出すことなく終えられました」

P「にしても、千夜はやっぱりよく食べるなぁ。男の俺に負けないくらいだった」

千夜「お嬢さまがよく食事を残すので、自然と胃袋が慣れたのかもしれません」

P「なるほど。とにかく、お礼を言わせてくれ。カレー、おいしかったよ」

千夜「………」

P「千夜? どうかしたのか。俺の顔に何かついてるか?」

千夜「いえ……何故そのようなことを」

P「いや、なんか笑ってたから」

千夜「………」

千夜「いえ、なんでも。お粗末様でした。おやすみなさい」

P「ああ、おやすみ。また明日」

千夜「………また、明日」





千夜「……手を振って、また明日」

千夜「お嬢さま以外の人間に、『おいしかった』と言ってもらったのは、いつ以来だろうか」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
11Res/16.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice