8: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/09/30(月) 00:23:27.89 ID:rPMEZBG40
1時間後
P「今日はありがとう。ごちそうさまでした」
千夜「こちらこそ、残飯を出すことなく終えられました」
P「にしても、千夜はやっぱりよく食べるなぁ。男の俺に負けないくらいだった」
千夜「お嬢さまがよく食事を残すので、自然と胃袋が慣れたのかもしれません」
P「なるほど。とにかく、お礼を言わせてくれ。カレー、おいしかったよ」
千夜「………」
P「千夜? どうかしたのか。俺の顔に何かついてるか?」
千夜「いえ……何故そのようなことを」
P「いや、なんか笑ってたから」
千夜「………」
千夜「いえ、なんでも。お粗末様でした。おやすみなさい」
P「ああ、おやすみ。また明日」
千夜「………また、明日」
千夜「……手を振って、また明日」
千夜「お嬢さま以外の人間に、『おいしかった』と言ってもらったのは、いつ以来だろうか」
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