貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
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753: ◆xjSC8AOvWI[saga]
2020/02/01(土) 21:25:25.40 ID:cunYROPN0
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32日目 朝
今朝はいつもより早く起きて猫のいる場所へと向かった。あの場所は鹿目さんの通学路でもあるんだよな。
行ってみると、ちょうどダンボールを持った鹿目さんと、その傍にはエイミーの姿が。
貴方「おはよう、鹿目さん。エイミーご飯食べてくれた?」
まどか「【貴方】くん! おはよう。ご飯減ってたよ。【貴方】くんの言った通りお腹すいてなかったのかも」
貴方「だとしたら、おやつか何かあげてる人が他にもいるってわけか。昨日がたまたまだったのかもしれないけど」
まどか「エイミーは人懐っこいし、ありえるかも」
貴方「エイミーの家のほうはどう?」
まどか「一応道具は持ってきたんだ。ダンボールと水を弾くテープと、カッター」
貴方「こうして見るとなんか本格的な工作っぽいね。今はテープ貼ってるとこ?」
まどか「うん。【貴方】くんはこっちのほう手伝ってくれたら嬉しいかも」
鹿目さんと分担してエイミーの家を作っていく。
テープを貼って、少しダンボールを切り貼りして、工夫を重ねていくと――――。
まどか「わあ! 最初はただのダンボールだったけど、おうちっぽくなったね!」
貴方「ああ、立派だな!」
まどか「最後にこのタオルも入れて……エイミーも満足してくれるかな?」
ダンボール製の家を茂みの奥に置くと、エイミーは興味があるようですんなりと入ってくれた。
――しばらく二人で達成感に浸っていたが、ふと時計を確認してはっとする。
貴方「まずい、時間が!鹿目さん、もう行かないと!」
まどか「ほ、ほんとだ!熱中してて気付かなかった……。ごめんね、もう行くね。エイミー」
エイミーのにゃんという鳴き声に送られて、俺らは通学路を進む。
すると、その途中で美樹たちが待っていた。
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