【天華百剣】( ^ω^)ビンビン敏感!!乳首一本釣りのようです【ブーン系】
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1: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/09/28(土) 21:06:55.55 ID:7zR2kMu80
御華見衆の参羽鴉シリーズ

(´・ω・`) 信じられねぇくらいギチギチに三人同時に落とし穴にハマったようです
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517198071/

('A`) 大事なことは全部春画が教えてくれたようです
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1559137734


関連作品 ※同世界線

【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第一章【天華百剣】
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【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第二章【天華百剣】
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『艦天って略すとカロリー低い食材みたい』 幕間
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1531108177/

【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第三章【天華百剣】
https://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1537917602/

【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
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【艦これ】『Last one week & Epilogue』【天華百剣】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1554717008/



前回の反省を活かしました。よろ乳首お願いします

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2: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/09/28(土) 21:21:52.70 ID:7zR2kMu80
「死にたいのか?」


怒気を孕んだ蒼瞳に、自暴自棄になった自分を見透かされているようだった
お怒りは至極ご尤も。もう少しで俺は妖怪絵巻にでも出てきそうなバケモノの餌になってしまうところだったのだから
以下略 AAS



3: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/09/28(土) 21:25:23.73 ID:7zR2kMu80
「……すまない」

( ^ω^)「……」


以下略 AAS



4: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/09/28(土) 21:30:59.69 ID:7zR2kMu80
―――――
―――



以下略 AAS



5: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/09/28(土) 21:33:41.91 ID:7zR2kMu80
取引先の一つとして、数日に一度食料品を卸していたのだった。仕事の手伝いはこの頃からやらされていたが、初めて赴く場所だった
兄が親方と話している最中、熱気と人の肌がぶつかり合う稽古の様子を眺めた
張り手の強烈な破裂音。四股を踏む度揺れる地面、そして何より、土俵際でせめぎ合う力士の勇ましさ
俺と同じく、醜い肉の塊でありながら、その姿はまさに『力士』に相応しく、『かっこよかった』

以下略 AAS



6: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/09/28(土) 21:36:35.50 ID:7zR2kMu80
『武雲』。『雲』のように厚く、大きな『武人』という意味が込められた四股名
ガキの頃に憧れた存在へと、昇華した瞬間だった。あの日の誇らしさは、我が生涯の宝だ
だがこれで終わりでは無い。俺は家族に、兄貴に応えられるような力士にならねばならない

追い風は強く吹いていた。誰よりも強く、かっこいい『漢』への道を、流れる雲のように進んだ
以下略 AAS



7: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/09/28(土) 21:38:16.03 ID:7zR2kMu80
「この一番だけ、手ぇ抜いてくれ。頼む、これきりや。最悪の場合、『お取り潰し』もあり得る」

(;^ω^)「……」

「意地っ張りなお前のことや。きっと納得は出来へんと思う。やけど、『こういう世界』なんや。いずれ分かる時が来る」
以下略 AAS



8: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/09/28(土) 21:40:39.21 ID:7zR2kMu80
( ^ω^)「……」


ここまでガムシャラに突っ走ってきた。誰にも頼らず、誰にも媚びず、兄貴の想いに応えようと、俺の人生に価値をもたらそうと努力してきた
結果、俺は『助け』の求め方を忘れてしまった。誰にそれを求めればいい?警察か?それとも、馬鹿正直に『組』とやらに頭を下げるか?
以下略 AAS



9: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/09/28(土) 21:42:35.15 ID:7zR2kMu80
大一番の決着は一瞬だった。勝利を確信し、ニヤつく顔面に強烈な一発をお見舞いし、まわしを掴んで土俵から投げ落とした
観客は皆、名力士の秒殺にポカンと口を開き、『グル』だった行司は唇を戦慄かせながら祝儀を差し出す。それを払い除けて、俺は土俵を降りた
これが最後の取組だろう。この場所に、泥を塗らなくて良かった。俺の個性を輝かせてくれた事に感謝をし、深々と頭を下げる
親方は全てを悟ったかのように唇を固く結び、静かに手を差し出した。理不尽に屈し、理不尽に屈する事を強いた男だったが、彼も俺の『親』に変わりない

以下略 AAS



10: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/09/28(土) 22:21:00.91 ID:7zR2kMu80
『お迎え』が来るのはそう遅くはないと踏んでいたが、人生を振り返る時間は与えられたようだ
出店で団子と冷たい茶を買って、川辺でのんびりと水の流れを眺めながら、最後になるであろう食事をした
悔いは無いと言ったが、やっぱり心残りはある。家族に迷惑を掛けてしまうからだ
でも多分、あの兄貴の事だ。脅しに屈した方が余程怒るに決まっているし、許しもしてくれない
だから、やっぱりこの方法しか残っていなかったのだろう。情けの無い弟を、少しは誇りに想ってくれたら良いのだが
以下略 AAS



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