絵里「例え偽物だとしても」
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782: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 20:07:23.22 ID:hEQnKdja0


絵里「ん……んん……」


絵里(次に意識が戻ってきた時は目を開ける前から自覚した)


絵里(私、生きてるって)


絵里「…はっ」

絵里(だから強く目を見開いた)

絵里「……ここって」

絵里(匂いだけでも分かるこの懐かしい感じ、レジスタンスであったみんなと生活を共にして、時には刃物にもなり兼ねない言葉が飛び交った小さな戦場でもあり、みんなの笑いが集う楽園でもあったこの場所…)


絵里「…家だ」


絵里(明かりが何一つついてない真っ暗なリビング、いつも回ってるはずの天井扇も回ってなくて、横になっていたイスから降りて真っ暗な地面を歩けば当たる金属の感覚)

絵里「これ……」

絵里(せつ菜の武器だ、リビングのテーブルには曜のハンドガンがあり、このリビング・ダイニングに無造作にみんなの武器が散らばってた)



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