絵里「例え偽物だとしても」
1- 20
781: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 20:06:07.69 ID:hEQnKdja0
えりち「とにかくあなたは後数分後には現実へとトリップする、記憶保存領域は壊れてるしおそらく頭には穴が空いたまま、だけどあなたはそれでも正常よ」

絵里「…なんなのそれ」

えりち「私のおかげよ、だからあなたは諦めるまでは最後まで強く生きていきなさい」

絵里「……ええ、分かったわよ」

えりち「素直でよろしい、じゃあね」


えりち「私は常に私でありなさい」


絵里「……なにそれ」

えりち「偽物の命なんて、この世にはないんだから————!」

絵里(その言葉はよく木霊した、この何もない世界で、この穴の開いた私の頭の中で、何重にもなって木霊した)

絵里(————視界が真っ白になった、そう感じた一瞬を最後に私の感覚全てが消えた)

絵里(それは現実へ向かう為の動作であり、臨死体験とでも言っておきましょうか、ある意味仮死を体験した瞬間でもあった)



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
969Res/859.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice