絵里「例え偽物だとしても」
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767: ◆iEoVz.17Z2[saga]
2019/10/07(月) 19:45:58.70 ID:hEQnKdja0


えりち「そしてこれは見たことある?」


絵里(左上腕で私の蹴りをガードし、右ストレートで伸ばした右腕を戻しそのまま私の喉元に向かって肘打ちをしてきた、だけどそのくらいなら見えるし反応速度だけでなんとかなる)


絵里「はっ!」ガシッ


絵里(私は咄嗟に右手で肘打ちを受け止める————けど攻撃は止むことはなかった)


えりち「そう、あなたはそれを受け止めるのよね、だからわざわざ受け止められる選択を取ったの…よっ!」ドカッ!


絵里(相手はどれだけ計算高かったのかしら。回し蹴りにより右足を高く上げたまま、右手で肘打ちを受け止める私に、次来る突き蹴りを躱す術はない)

絵里「くっ…!」

えりち「よい、しょっとっ!」ドカッ!


絵里「ッ…!!」


絵里(少し弱めに調整された控えめな突き蹴りは私を倒すことなくよろめかせるだけにとどまった、しかしそれがいけなかった。次、よろめく私に歯向かうのは鋭い上段蹴りで、これには死を悟った)


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