絵里「例え偽物だとしても」
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713: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/10/05(土) 21:03:02.33 ID:dIWqa2t10
絵里「あっ…」ズコッ

絵里(跳躍の着地際で酷い目眩が起こり私のバランス感覚が決壊した。その結果目眩と相まって立ってるのが困難になり這いつくばるような状態で私は倒れた)


亜里沙「チャンス!亜里沙のヒッサツの一撃をお見舞いしてあげる!」ダッ


絵里(すぐに起き上がろうとしながら後ろを振り返れば刃渡り十数センチのナイフを両手で持った亜里沙が宙に浮いていて死のタイミングが近いと察した)


絵里「…!!」


絵里(まただ、この違和感。なんなのかしら……)



凛『これは凛の全てを込めたお返しだよッ!!!』



絵里「…見たことある」


絵里「その攻撃は見たことあるッ!!」バンッ!


亜里沙「っ!?」

絵里(酷い既視感だった。記憶を辿った時に見える凛のあの時の姿と今の亜里沙の姿は酷似してる)

絵里(それ故に、私は一方的にはやられなかった。一回見たことがあったから対処法が分かった、ほとばしる違和感からの解放感が私の脳震盪を一瞬でかき消した。目眩が消えた瞬間定まる亜里沙への心臓のフォーカスに私は銃弾を放った)


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