絵里「例え偽物だとしても」
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38: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 18:29:47.21 ID:Sjljkzyd0
千歌「…近々果南ちゃんのお見舞いにいこっか」

絵里「……行っても平気なの?」

真姫「大丈夫よ、私の病院だし」

絵里「そう…なら近々行きましょうか」

真姫「ええ」

絵里(保健室の空気は重かった、理由のない戦いに意味などない――今回の戦いで得たものがないというに果南は何の為に戦ったのだろう。あの状況なら逃げてもよかったのに、私にはよく分からない)



スタスタスタ

絵里「……はぁ」

絵里(私の傷は果南やことりと比べれば浅すぎるものだった、故に私は目が覚めてからは普通に授業を受けることにした。真姫や千歌には何度もやめろって言われたけど、別に問題ないしやるって言って押し通した)


「南ことりと戦ったそうね」


絵里「!」

絵里(そうして廊下は歩く最中、後ろから忌々しい声が聞こえた)

絵里「……ええ、そうよ」

「ことりは手強かったでしょうに、戦闘型アンドロイドの中でも特にActiveなやつだからね、ことりって」

絵里「…そんなことはどうでもいいわ、それよりあなたが何の用?」


絵里「小原鞠莉」


鞠莉「ふふふっことりとbattleしたのに随分と余裕そうね、傷が一つもない」

絵里「私は果南に気絶させられた、それだけの話よ」

鞠莉「そう」



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