絵里「例え偽物だとしても」
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360: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/27(金) 20:42:02.97 ID:SQcoDrlX0


絵里「か…は……」

善子「絵里!?絵里!!?」


凛「う…くっ……」

梨子「休んでる暇はないよ!」ドドドド!


善子「ちっ……」シュッ


絵里(口から、お腹から、背中から血を流す私を置いて、戦線は変化を遂げていく。体が動かない…体が冷えていくのを感じる、今まで何回も感じたこの味は本当に不味くて、絶望の味だった)

絵里「まだ……死ね…ない…」

絵里(ずりずり這いずれば、今も刺さってるこの刃物が私の体内で微かに動いて痛みを与えた)

絵里(死っていうのは本当に一瞬で、こうして力なく地面と一緒になる私はもう無力なんだと痛感した。まだやりたいことが出来てないのに、まだ生きていたいという思う気持ちは私のお腹を中心に発生し続ける痛みで相殺されていく)

絵里「千歌…真姫…善子…果南…ことり…曜……」


絵里「……ごめんっ」


絵里(その言葉を最後に、私の意識は闇へと消えた)




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