絵里「例え偽物だとしても」
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23: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 17:51:58.63 ID:Sjljkzyd0
トントン

「お姉ちゃーん、ご飯だよー」

絵里「あ、はーい。今いくわね」

「はーい」

絵里(扉の外から聞こえる心地の良い声、その声の正体は紛れもない私の妹――――)

ガチャッ

絵里「あ、待って」


絵里「亜里沙」


亜里沙「ん?どうしたの?」

ギュッ

絵里「…やっぱり亜里沙は抱き心地最高ね、ハラショーよ」

絵里(亜里沙は私の妹として造られた識別番号A-0613の戦闘型アンドロイドで、この退廃的世界の癒しでもある)

亜里沙「お姉ちゃん…また何かあったの?」

絵里「ううん何もないわ、ちょっと亜里沙に抱き着きたくなっただけ」

絵里(ご飯を作ってくれたりお風呂を沸かしてくれたりですごく出来る自慢の妹なんだけど、中学三年生ということもあって純粋でまだまだ可愛いお年頃だから私が守っていかないといけない)

絵里(だから日々、理不尽なことが起こったとしても亜里沙がいるから生きていられるといっても過言じゃないの)



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