絵里「例え偽物だとしても」
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149: ◆iEoVz.17Z2[sage saga]
2019/09/24(火) 23:13:54.33 ID:Sjljkzyd0
絵里「せやぁっ!」

「あまり勝てるとは思わないほうがいいよっ!」スッ

絵里(相手は私と同じよう銃弾を避けるもので、近づいて格闘術で攻める。拳銃のグリップの部分を使って喉元を叩こうとするが簡単に手首を掴まれてしまう――けどそれは知ってる、ことりと戦った時も同じ事を思ったはず)

絵里「そっちがねっ!」

絵里(この戦いにおいては攻めた方が勝ち、なら無理やりにでも攻撃を通すのがいいと判断した私はそのまま前方宙返りをしてかかと落としをした)


「ふふふっ分かってるよ、あなたがそれをやるのだって」


絵里「っ!?」

絵里(しかし次の瞬間には相手が私の作った回転の慣性を利用して私の手首を掴んだまま宙返り、その結果私は地面へと強く叩きつけられた)


絵里「いぎっ…」

「これでフィニッシュ!」バンッ

絵里「…!ふっ」


絵里(休む暇なんてない、叩きつけられうつ伏せで倒れる私に放たれた拳銃の銃弾に対して左に転がり回避してすぐに起き上がり銃を構える。相手は笑ってるけど私は至って真剣な表情、これが今の実力の差を表していた)

「それを回避するなんて、やるね」

絵里「それはどうも」

「私知ってるよ、あなた絵里さんでしょ?」

絵里「…じゃああなたは渡辺曜?」


曜「そうだよ、私は渡辺曜だよ」




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