武内Ｐ「桃太郎」-SS速報VIP

武内Ｐ「桃太郎」

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1: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:23:00.35 ID:uIP4O5m+0
注意事項

・武内Ｐもの

・桃太郎形式なので、アイドルの呼び名が「犬」「猿」「雉」など読む人によっては不愉快な場合があります

・菜々さん世代未満は置いてけぼり

昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんは山へしばきに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。

花京院「やはりエジプト山か……いつ出発する？　わたしも同行する」

今西部長「花京院……！」

「「行くぞ！」」

菜々「は～い。行ってらっしゃーい」

菜々「さて。おじいさんがいない間、菜々がしっかり家を守らなきゃ」

菜々「まずは洗濯洗濯」

菜々「むむーっ。この汚れなかなか落ちませ――――ア！」

おばあさんが川で洗濯をしていると、どんぶらこと大きな桃が流れてきました。

菜々「アイタタタタタタッ」

しかしおばあさんは洗濯に力を入れすぎて四十肩を再発し、それどころではありません。
あまりの痛みに肩をおさえてうずくまる前を、大きな桃はどんぶらこ、どんぶらこと流れます。

やがて桃は川岸に流れ着きました。
美味しそうな匂いをかぎつけたのか、一匹の犬が姿を見せます。

凛「ふーん。この中に姿はまだ赤ん坊とはいえ、全裸のプロデューサーがいるんだね。……まあ、最高かな」

渋谷凛
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今西部長
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安部菜々
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2: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:24:23.97 ID:uIP4O5m+0
犬は家に桃を持ち帰ると、どうすれば理想的な出会いを演出できるのかについて考え始めました。

凛「母親として育てるとプロデューサーが私を恋愛対象として見てくれない……だとすると近所のお姉さんかな。でもプロデューサーが姉よりも妹の方が好きだったら――」

3: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:25:32.58 ID:uIP4O5m+0
凛「焦るな……焦るんじゃない私。初めて結ばれるのはロマンチックなところ……情熱的な気持ちになれるところ……あれ？」

婚前旅行をしようとチラシを読んでいた犬ですが、お目当ての観光地へのツアーが中止されています。
チラシにはこう書かれていました。

4: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:26:41.57 ID:uIP4O5m+0
刺客～幽遊白書編～

垂金権造「ふはははははっ！　貴様らがＤＩＯ様に立てつく愚か者どもか。じわじわとなぶり殺してくれる！」

5: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:27:45.47 ID:uIP4O5m+0
ヘレン「構えなさい。共に躍動を刻みましょう」

凛「どうやら初戦からかなりの強敵みたいね」

蘭子「かくなるうえは我が秘術をもって歓迎せん（私が全力で迎え撃ちましょうか？）」

6: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:28:20.20 ID:uIP4O5m+0
刺客～バスタード編～

ダイ・アモン「はーははははあぁ！！　光れ稲妻、轟け雷鳴、吹けよ嵐！　呼べよ嵐！！」

7: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:29:50.56 ID:uIP4O5m+0
ダイ・アモン「おやおやおや～？　高貴なるDIO様に挑む馬鹿タレ共と聞いていたので、どれほど愚かで醜い連中かと思いきや！　美しい生娘ばかりでは――」

きらり（80％）「にょわあああああっ☆」ﾄﾞｺﾞｵｫｯ

ダイ・アモン「へぶしゃっ」

8: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:30:44.42 ID:uIP4O5m+0
輝子「う、うう……ごめんねDIO様。親友の頼みだったのに……力になれなくて」

武内P「あの……なぜ貴女のような少女が、DIOのような悪党に加担しているのですか？」

輝子「だ、だってDIO様は……ぼっちだった私に、とても優しくしてくれたんだ」

9: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:31:30.86 ID:uIP4O5m+0
――まだ中学生の身でありながら、共に過剰な属性を与えられた者同士の共有間（シンパシー）

――二人は無言のまま近づくと、ゆっくりと互いの手を握う

10: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:32:24.19 ID:uIP4O5m+0
その後も刺客たちは次々と現れますが、桃太郎たちの敵ではありません。

武内P「せめて名刺だけでも」ｲﾔｰｯ!

11: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:33:29.81 ID:uIP4O5m+0
武内P「あそこに人がいます。館に入る前に話しを聞きましょう」。

車椅子に乗ったおじいさんに話しかけると、彼は悲しそうな目で桃太郎たちを見ます。

12: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:34:26.67 ID:uIP4O5m+0
なんということでしょう。
このままでは武内Pのヘブンズ・ドアーで、DIOのジョナサンが天国に行ってしまいます!!!

凛「ぷ、プロデューサーは下がってて！」

13: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:35:44.02 ID:uIP4O5m+0
凛「ここは……公園」

蘭子「然り。そのうえ闇に包まれている。面妖な！（そうみたいです。しかもなぜか夜になってます）」

きらり「ん～～～？　なんだかみすてりあすな音がするよ☆」

14: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:37:32.38 ID:uIP4O5m+0
凛（こ、このままじゃプロデューサーが……）

凛（私がホモじゃなくて、無力になったせいでプロデューサーを守れない……）

凛（私が……）

15: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:38:42.16 ID:uIP4O5m+0
きらり「り、凛ちゃん？　なにそれ？」

武内P「……どうやら彼女の持つ蒼穹の魂が、DIOのどす黒い邪悪な世界を塗りつぶしたようです。今は彼女の魂に呼応するものがこの世界の勝者となる」

きらり「P、Pちゃん？」

16: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:41:23.64 ID:uIP4O5m+0
凛「終わりにしよう。貴方はここで百年の代償を支払い消える。けど私たちはここに、消えない音を刻んでいく」

蘭子「共に奏でよう！　我らが胸の鼓動を！」

武内P（互いが互いの力を引き上げ高め合う。限界を限界でなくしていく。これが《蒼黒の美声楽団》そうこくのフィロムジカ！）

17: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/09/22(日) 09:42:14.35 ID:uIP4O5m+0
今日はここまで。
今からおまけ（４周年アニバーサリーガチャ奉納SS）を書きます。
早ければ今月中、遅くとも来月上旬までに続きを投稿します。

あ、それと。

18:名無しNIPPER[sage]
2019/09/22(日) 13:28:54.68 ID:e5N5SjyDO
乙
語り部が気になったがきっと些事だろう

19:名無しNIPPER[sage]
2019/09/22(日) 13:31:15.60 ID:R1avpPjlo
ウォシュレットでいいかな？

20:名無しNIPPER[sage]
2019/09/22(日) 20:00:00.36 ID:mqTHpCZj0
パロディ成分多めな
バスタードだけわからんかった

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