花音「千聖ちゃんとの、ちょっとだけ長い帰り道」
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13: ◆bncJ1ovdPY[sage saga]
2019/09/21(土) 23:17:45.15 ID:Du4y4HqP0
花音「……千聖ちゃん、何送ったの」
千聖(察したらしい花音が、ムッとした表情でこちらを見つめてくる)
千聖(不満げなその顔も素敵だけれど、見ているよりも機嫌を直すのが先かしら。そう思い、彼女の唇にそっと口付けをする)
千聖「んっ…………」
千聖(唇と唇が触れ合うだけの、軽いキス。それだけでも脳を掻き乱すほどに甘美で、もっと先を求めてしまう)
花音「んむ…………ぷぁ……うぅ……」
千聖「ふふ」
千聖(花音も同じ気持ちだったみたいで、手を絡ませながら舌を入れようと私の唇を軽く叩いてきたけれど。ちょっとだけお預け)
千聖「もう少しの辛抱だから……ね?」
花音「……うん」
千聖(なんとか納得してくれた可愛い恋人に今夜たっぷり愛を捧げることを誓いながら、繋いだままのその手を軽く引く)
千聖(それだけで全てを理解したらしい花音は、ギュッと握る力を強めて私に囁いた)
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