8:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:38:55.01 ID:QSLC9P+h0
「ぜひー……ぜひー……おえっ」
「だ、大丈夫ぅ?」
少女は両目に涙を浮かべながら、心配そうにこちらの顔をうかがっている。
9:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:40:30.03 ID:QSLC9P+h0
りあむ休憩中。
どうにか戻さずにすんだので、一呼吸を置いてりあむは少女に言い聞かせる。
「あのね、さっきのスーツの人みたいなのは危ない人なんだよ。だから、もし話しかけられても」
10:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:41:19.40 ID:QSLC9P+h0
「すいませんっした!!」
りあむ土下座なう。
なんとスーツ姿の男性はロリコン変態援交野郎、ではなくアイドル事務所のプロデューサーだった。
11:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:42:27.12 ID:QSLC9P+h0
「あの、ホントごめん。くるみちゃんも」
「ううん。くるみの方こそごめんなしゃい」
必死の土下座の結果、どうにか二人には許してもらえた。
12:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:43:35.00 ID:QSLC9P+h0
プロデューサーは何か思いついたようにして、それからぼくにコンビニの袋を渡してくれた。
「これ、一応中身はそのままのはずだ」
「え!?これわざわざ拾ってくれたの!?ありがとう」
13:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:44:43.78 ID:QSLC9P+h0
「ぼくがスカウトされた経緯はだいたいこんな感じかな」
「回想がところどころ汚いんデスけど、特にラスト」
ここは事務所。
14:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:45:15.34 ID:QSLC9P+h0
「くるみちゃんが天使すぎてつらい」
「結局つらいんじゃないデスか」
「推しアイドルから慕われるのいい。このためなら頑張れる、気がする!」
15:名無しNIPPER[sage]
2019/09/15(日) 11:45:46.35 ID:QSLC9P+h0
おしまい!
16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/15(日) 11:46:02.37 ID:2PX4X3fE0
お疲れ様でした
17:名無しNIPPER[sage]
2019/09/15(日) 13:18:35.16 ID:h3Cxf1u0o
おつー!
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