夢見りあむ「ぼくは弱いから君の手を取った」
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6:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:36:06.41 ID:QSLC9P+h0
視線の先には少女がいて。

向かいにはスーツ姿の男性がいて。

男性は「じゃあそろそろ行こうか」と言って。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:36:59.65 ID:QSLC9P+h0
「むりむりむりむり!やむ!めっちゃやむ!!」

「なんでぼくこんなことしてんの!?大丈夫かぼく!?頭とか!もうやんでる!?」

「あああ、どうしてこんなことしてるんだろう!女の子を助けるとか、そんなのぼくのキャラじゃないのに!わかってる!よ!」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:38:55.01 ID:QSLC9P+h0
「ぜひー……ぜひー……おえっ」

「だ、大丈夫ぅ?」

少女は両目に涙を浮かべながら、心配そうにこちらの顔をうかがっている。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:40:30.03 ID:QSLC9P+h0
りあむ休憩中。

どうにか戻さずにすんだので、一呼吸を置いてりあむは少女に言い聞かせる。

「あのね、さっきのスーツの人みたいなのは危ない人なんだよ。だから、もし話しかけられても」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:41:19.40 ID:QSLC9P+h0
「すいませんっした!!」

りあむ土下座なう。

なんとスーツ姿の男性はロリコン変態援交野郎、ではなくアイドル事務所のプロデューサーだった。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:42:27.12 ID:QSLC9P+h0
「あの、ホントごめん。くるみちゃんも」

「ううん。くるみの方こそごめんなしゃい」

必死の土下座の結果、どうにか二人には許してもらえた。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:43:35.00 ID:QSLC9P+h0
プロデューサーは何か思いついたようにして、それからぼくにコンビニの袋を渡してくれた。

「これ、一応中身はそのままのはずだ」

「え!?これわざわざ拾ってくれたの!?ありがとう」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:44:43.78 ID:QSLC9P+h0
「ぼくがスカウトされた経緯はだいたいこんな感じかな」

「回想がところどころ汚いんデスけど、特にラスト」

ここは事務所。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:45:15.34 ID:QSLC9P+h0
「くるみちゃんが天使すぎてつらい」

「結局つらいんじゃないデスか」

「推しアイドルから慕われるのいい。このためなら頑張れる、気がする!」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage]
2019/09/15(日) 11:45:46.35 ID:QSLC9P+h0
おしまい!


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