篠原夏希「とめて……涙」DIO「涙よ止まれぇええいっ! ザ・ワールド!!」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2019/09/11(水) 21:56:15.27 ID:MjJgHx9zO
「オラァ!」
「無駄ァ!」

2人の間に挟まれたロードローラーはもやは原型を留めておらず、そしてDIOが邪魔をしたことによって高度が足らず、再び自由落下を始めた。

「フハハハッ! 残念だったなぁJOJO!」
「いや、案外そうでもないさ」
「なんだぁ? まだ悪足掻きをするつもりか? まったく貴様の諦めの悪さはまるで、糞を漏らした羞恥を隠す為に高らかに嗤って誤魔化し狂人を気取るただの変態のようだなぁ、JOJO!!」
「…………」
「だからこのDIO様を無視するなあああ!!」
「俺はただ、この足場が欲しかっただけだ」

承太郎はひとえに、空中に足場を欲していた。
両者の拳のぶつかり合いによって潰れて一枚の板のようになったロードローラーという名の足場を踏みしめて、真下からDIOの腹部を殴る。

「オラァアアアアアアアアアアアッ!!!!」
「ぐふぇえええええええっ!?!!」
「第二宇宙速度で吹き飛びな、DIO」
「おのぉれぇえええええええええっ!!!!」

フ ヒ ィ ーーー ン

承太郎の狙い通りDIOは大気圏外へと吹き飛び、無重力空間で何か支えを求めて足掻いた末、人工衛星にしがみつき、第二宇宙速度を保ったまま地球の重力圏から離れいき、そして彼は考えることをやめた。


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