【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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659: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/11/29(金) 22:29:22.23 ID:HEE8sNIQ0
グサッ!

「ギャアッ!?」

「うぅ……え?」

グサッ! グサッ! グサッ!

「アガァ……ッ……!」

(な、何が起こったの……?)

彼女が痛みと混乱に取り乱していると、突如猛獣に向かって何かが投げ付けられる。

そして無残に猛獣の体中に刺さっていく。しばらくすると、猛獣が痛みと出血で動きを鈍らせていく。

「グルゥッ……」ピクピク

「……!」

(あれは……私と同じような姿をしてる人達が……もしかして、私を助け……)

彼女は、少し離れた位置にいる者が自分のことを助けてくれたのだと考える。

しかし、その期待は一瞬にして裏切られることとなってしまう。

グサッ!

「はぐっ!?」

グサッ! グサッ! グサッ!

「ど、どうして……うぐっ!?い、嫌っ!やめ……うぁっ!?」

猛獣の息の根を止めた何か……石槍が彼女の身体を貫いていく。

石槍を投げる者……狩りをする原始人達は、まだ猛獣を仕留めたと考えていない。

同時に、猛獣と比べて小さい彼女の体が見えておらず……彼らは容赦無く石槍を投げ続けた。

その結果、彼女の身体のいたるところに石槍が刺さることとなった。

無論、石槍が刺さったと同時に石槍は消滅し、彼女の傷も完治する。だが、それでも彼女にとっては耐え難い苦痛に変わりないのだ。

(こ、ここから逃げなきゃ……でないと、ずっと痛い目に遭わされる……!)ヨロヨロ

彼女は震える手足で、体中を石槍で貫かれながらも、何とかその場から遠ざかることに成功した。


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