【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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627: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/11/13(水) 23:02:46.12 ID:3sQ+vWdv0
ショタ提督「………」

ショタ提督(名取さん……)

同時刻。執務室にいた彼は、彼女の決心を……既に"把握"していた。

彼女が違和感と謎の正体を、自身に問いかけようとしていることを。

ショタ提督「………」

ショタ提督(……これ以上、隠す訳にはいかないかもしれない)

彼女がもし、建造直後のように何も知らない状態であれば……彼はやはり、真実を話すことはしないだろう。

だが、今の彼女は……彼と深く交流したことで、真実のすぐ傍まで近づいているのだ。

そのような状況では、むしろ隠し通そうとした方が……彼女に不信感を抱かせてしまうこととなる。

ショタ提督「……っ」グッ

ショタ提督(……覚悟を決めろ、僕。ここから先は……"提督"としてでは無い。"50周目提督"として……)

そもそも、どうして彼は彼女らの心情を全て"把握"することか出来るのだろうか。

どうして視界にさえ入っていないはずの彼女らを、彼は"気がつく"ことが出来るのだろうか。

それは偶然でも勘でも、何でも無い。それにはれっきとした理由がある。

コンコンコン…

ショタ提督「……どうぞ」

ガチャ…

名取「……失礼します」

ショタ提督「……名取さん」

名取「今……良い、ですか……?」

ショタ提督「………」コクリ

ショタ提督(向こうも覚悟を決めた顔をしている、か……)


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