【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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284: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/09/27(金) 00:11:39.79 ID:CC+iQhKL0
朝風「……?」キョロキョロ

U-511「………」キョロキョロ

名取「……?」キョロキョロ

グレカーレ「………」キョロキョロ

妖精達「………」


目を覚ますや否や、彼女達は何かを探すかのように辺りを見回し始めたのだ。

生み出されたばかりの艦娘が、そのような行いをする等……到底あり得ない。

何故ならば、彼女達には艦娘としての自覚はあれど、それ以外の記憶は一切持たないはずだからだ。


妖精達「……あの」

朝風「え……?」

U-511「何……?」

妖精達「どうして、周りを見てるの?」

名取「……そう、いえば」

グレカーレ「どうして、かな……」

妖精達「……まさか、自分達が艦娘という自覚が無かったりは……しないよね?」

朝風「いや、それは大丈夫だけど……」

U-511「……うん。私は、艦娘……」

名取「……艦娘、だよね。うん……」

グレカーレ「深海棲艦と戦う為に、生み出されて……」

50周目ヒロイン「………」

50周目ヒロイン(……やっぱり、引っかかる。私は、艦娘……それは間違いない……)

50周目ヒロイン(だけど、違う……そうじゃなくて、えっと……)

50周目ヒロイン(……あれ?私、今……そもそも、何を探そうとして……?)


彼女達もまた、妖精達と同じように困惑する。自身が艦娘であるということに疑いは無い。

しかし、無視出来ない違和感が付きまとうのだ。彼女達にも分からないが、自分は……何かが違う。

同時に、何かを探そうとしていた。ほぼ無意識の内に行動に移していたようだが、確かに何かを見つけようとした。

だが、その何かも分からない。どれだけ思考を巡らせても、答えは一向に出てこない。


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