【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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283: ◆0I2Ir6M9cc[saga]
2019/09/27(金) 00:09:42.79 ID:CC+iQhKL0
――50周目鎮守府

シュウウゥゥゥゥ…

妖精達「よし、建造完了……のはず……」


妖精達は困惑していた。目の前に佇んでいるのは、正に今……彼女達が“生み出した”少女達。

深海棲艦から国民を守る為、人類の知恵と科学技術の結晶……とされている少女達。



朝風「………」

U-511「………」

名取「………」

グレカーレ「………」



そう。かつて世界各国と戦い、同時に深海棲艦とも砲を向け合った“初代”の名と魂を継ぐ者……とされている、艦娘である。

彼女らは妖精達の手によって、この世に生を与えられ……己の役割を自覚し、人類の為に尽くす存在。


妖精達「………」

妖精達(……おかしい。艦娘の建造は、こんなあっさりと行えることじゃない)

妖精達(私達が丹精を込めて……気持ちを込めて、作業しないといけないはずなのに……)


その彼女らを生み出した妖精達が、不可解だと感じている。艦娘は、決して簡単に作り出せる存在では無い。

妖精達が、文字通り“魂を込める”ほどに集中しなければ……間違いなく失敗してしまうと断言して良いだろう。

だが、彼女らは文字通り“簡単に”誕生した。妖精達が建造の準備を行っただけで、一瞬の内に生まれたのだ。


50周目ヒロイン「……?」

妖精達「……!」


彼女達が目を開ける。本来ならば、艦娘は生み出されてすぐ己の存在を理解し……役割を全うする為に行動する。

だがしかし、彼女達の場合は……やはり、通常の艦娘とは異なる特徴を持っていた。


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