少女「お兄、すき」男「そうか」
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61: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/09/16(月) 06:41:09.36 ID:Aam2sbDE0
ーーー夕方ーーー

男「…思ったよりも時間がかかったな」スタスタ

女盗賊「ウチらが着いた時にはあの犬達、大分散らばっていたからね」スタスタ

男「…それだけではない」

男「奴ら、以前倒したものよりも体つきが整っていた。その上で限界近く身体能力を引き出しているようだった」

男(初めに見た個体はただ筋肉が歪に肥大しているだけだったが……今回のは違った。まるで体格に合わせて最適化されているかのようだ)

男(……突然変異にしては、変化の速度が早過ぎる……あいつらは一体……)

女盗賊「そうなん?難なく処理してたじゃない」

男「あれしきに遅れを取ることはない」

女盗賊「ま、何にせよ間に合って良かったねぇ。怪我人は出ちまったけど、死亡者はゼロだ」

男「もっと鍛錬を積んだ兵を警備に付けなければ、攻め込まれた時簡単に占領されてしまうぞ…」

女盗賊「仕方ないよ。この国は長いこと平穏な日が続いてるらしいからね。自衛意識なんて薄れてるんだろうさ」

女盗賊「それと…あんた、背中気を付けな」

男「む?」チラリ

少女「……」スゥスゥ...

男「……俺の身体は布団ではないんだがな」

女盗賊「落とさないようにね」ニシシ

男「…早く薬屋の元へ戻るぞ」



スタスタスタ...







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