魔術師「探偵業はじめました」剣士「消えた恋人を探せ!の巻」
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◆m6oSrzv57o
[saga]
2019/09/08(日) 20:03:15.09 ID:9/hp5Brp0
そう言うと魔術師は海と相対し、青年の声で語りかける。
魔術師(青年ルック)「ねえ、いるんだろ?出てきてくれよ」
魔術師(青年ルック)「僕は君に会いたいんだ。たとえどんな姿であっても」
以下略
AAS
36
:
◆m6oSrzv57o
[saga]
2019/09/08(日) 20:03:56.68 ID:9/hp5Brp0
すると大きな渦潮が巻き起こり、中から美しい女性が現れた。
??「青年くん...?どうしてここがわかったの?」ピチャ...
魔術師「あー...僕は青年くんじゃねぇんだ、ごめんな」スッ
以下略
AAS
37
:
◆m6oSrzv57o
[saga]
2019/09/08(日) 20:04:47.05 ID:9/hp5Brp0
魔術師「僕はこういうのが苦手だから単刀直入に聞くが、どうして青年くんの前から姿を消したんだ?」
セイレーン「恐くなったの...」
剣士「というと?」
以下略
AAS
38
:
◆m6oSrzv57o
[saga]
2019/09/08(日) 20:05:40.92 ID:9/hp5Brp0
魔術師「それでどうしようもなくなって、海に逃げ込んだ訳か」
セイレーン「何も言わずにいなくなってしまって、本当にごめんなさい」
魔術師「それは僕達じゃなくて、青年くんに直接言うんだな」
以下略
AAS
39
:
◆m6oSrzv57o
[saga]
2019/09/08(日) 20:06:22.20 ID:9/hp5Brp0
ハーピー「...そんなことないです!」
剣士「は、ハーピーさん?」
ハーピー「何かを変えるのに遅すぎるなんてことはありません」
以下略
AAS
40
:
◆m6oSrzv57o
[saga]
2019/09/08(日) 20:06:59.39 ID:9/hp5Brp0
セイレーン「...うん、ありがとう」
セイレーン「あなたの言葉で、ちょっと勇気が出てきたみたい」
セイレーン「ちょっと恐いけど、足踏みしてても何も変わらないわよね」
以下略
AAS
41
:
◆m6oSrzv57o
[saga]
2019/09/08(日) 20:07:48.54 ID:9/hp5Brp0
青年「あれ、魔術師さんじゃないですか。どうしたんです、こんな所まで」
セイレーン「!?」ザパッ
セイレーンは反射的に身を隠してしまうが、青年はそれに気付かず会話を続ける。
以下略
AAS
42
:
◆m6oSrzv57o
[saga]
2019/09/08(日) 20:08:33.88 ID:9/hp5Brp0
青年「...行ってしまった。『お前達ふたりの問題だ』って言われても、ここには僕しか居ないんだけどなぁ」
セイレーン「いいえ、ここにいるわ」
セイレーンは意を決した様子で、ゆっくりと青年の前に姿を現した。
以下略
AAS
43
:
◆m6oSrzv57o
[saga]
2019/09/08(日) 20:09:31.90 ID:9/hp5Brp0
青年「…会いたかった!!」ザパッ
セイレーン「ね、ねえちょっと!いきなり水の中に入ってきたら危ないわよ!」アセアセ
青年「どんな姿だって関係ないよ!またこうして君と会えたんだ、まずはめいっぱい抱き締めなくちゃ!」ギュゥゥゥ
以下略
AAS
44
:
◆m6oSrzv57o
[saga]
2019/09/08(日) 20:10:07.26 ID:9/hp5Brp0
同時刻。
魔術師「なあ」
剣士「なにさ魔術師さん!今猛烈にいい所なんだから大人しくしてて!」コソコソ
以下略
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