【ゆゆゆ】大門大は喧嘩番長である【デジモンセイバーズ】
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3: ◆BHtXRZieJ2[sage saga]
2019/09/01(日) 21:41:26.39 ID:HkO0ZzqI0
「ええっと…とりあえず、私は結城 友奈っていいます。
 あなたが言っているデジタルワールドとか、デジモンっていうのが何のことかは分かりませんけど…
 アグモンちゃん、でしたっけ?精霊を連れてるって事は、大さんも勇者なんですか?」

「勇者?そんな大層なもんじゃねぇよ。俺はただの喧嘩番長だ」

大の要領を得ない説明に、ますます混乱する友奈たち。疑問は山ほどある。
勇者でもない人間が、なぜ壁の外にいるのか。
仮に勇者だとして、なぜ変身もせずにこの炎の中で平気でいられるのか。
そもそも勇者とは、無垢な少女しかなれないはずではないのか。
5人が頭を悩ませていると、唐突に『それ』は現れた。
頭上の空間に空いた巨大なブラックホール。そして、その中から出現する無数の白い異形。
その名はバーテックス。天の神が人類を滅ぼすべくして遣わした、究極の生命体である。
それを目にした大は、口元に不敵な笑みを浮かべた。

「おいでなすったか、デジモンども!」

「大さん、危険です!下がってください!」

「冗談じゃねぇ!敵を目の前にして、おめおめと逃げられっかよ!行くぞアグモン!」

「合点だ!兄貴!」

「ちょ、ちょっと!?」

友奈の制止を無視し、敵の大群へ向けて駆けだす大とアグモン。
そしてその直後、友奈たちは信じ難い光景を目の当たりにする。

「そらぁ!」

大がバーテックスへ向けて跳躍し、右の拳を振るう。
すると、勇者以外の攻撃では傷一つ付かないはずのバーテックスが、跡形もなく爆発四散したのだ。



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