【ゆゆゆ】大門大は喧嘩番長である【デジモンセイバーズ】
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2: ◆BHtXRZieJ2[sage saga]
2019/09/01(日) 21:33:19.66 ID:HkO0ZzqI0
「ん?もうデジタルワールドに着いたのか?今まで見てきたのとは随分感じが違うな」

DATS本部の転送装置により、デジモンたちと共にデジタルワールドに転送されたはずの大。
そんな彼が降り立ったのは、灼熱の炎が吹き上がる異空間であった。
周囲にいたはずのデジモンたちも、相棒のアグモン以外その姿が見当たらない。
その事に気づいたアグモンが、大へと声をかける。

「兄貴、どうもオレたちだけ皆とはぐれちゃったみたいだよ」

「そうみてぇだな。けど、まぁいいだろ。俺たちは俺たちの喧嘩をするだけだ!」

自分たちの置かれた状況にも全く動じる事なく、決意を新たにする大。

「あの、すいません。あなたたちは…?」

すると、大に背後から呼びかける声が耳に届いた。
大とアグモンが振り返ると、そこに立っていたのは、桃色の衣装を身に纏った少女だった。
その背後には、同様に色とりどりの衣装を身に纏った4人の少女の姿があった。
彼女たちは、讃州中学勇者部。『ある使命』を課せられた、少女達の一団である。
勇者部の姿を目にした大は、怪訝な表情で少女たちに声をかける。

「俺か?俺は大門 大。こっちは相棒のアグモンだ。
 それより、ゲートは閉じたはずだろ?なんでデジタルワールドに俺以外の人間がいるんだ?
 その周りにいるちっこいの、デジモンだろ?って事は、お前らもテイマーなのか?」

大の口から発せられる数々の耳慣れない単語に戸惑う少女たち。
5人を代表して、桃色の衣装の少女が大に話しかける。



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