37: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/09/01(日) 01:15:57.31 ID:EuHZjDgH0
葉月(よしっ! フラッグを取った! あとは振り返って60m先のセンターラインまで走り抜ければアタシらの勝ちだ!)タタタタッ
葉月(んっ・・・? やちよさんがこっち向いて・・・こっちに走りに来てる?!)
葉月(まさかこのタイミングでアタシの妨害に来た?!)
葉月(やちよさんはアタシがフラッグを取るより早く走り出したみたいだ。このままじゃアタシがセンターラインに着く前に正面からやられる!)
葉月(だけどそんなことはこのはが―――)
このは「―――させないっ! ハッ!」バッ....
いろは「やちよさん行ってぇぇっ!」バシュン バシュン
このは「くっ!? このっ」ガキンッ
このは(やっぱり後ろから撃ってくるわよねいろはさんは。後ろからの射撃を対処しつつ、前を行くやちよさんを止める・・・。言葉にするのは簡単だけどかなり難題よこれは!)
このは(でもやってみせる!)タタッ
いろは(このはさん、なんて器用な人なんだろう! 正確に狙ってるのに私の矢が届かない!)
いろは(私の攻撃でこのはさんが倒れてくれればよかったけど・・・。それができないなら、せめてやちよさんへの攻撃を邪魔するつもりで撃ち込む!)バシュン
このは「まだまだっこの程度っ・・・!」ガキンッ
葉月《このは聞こえる?!》テレパシー
このは《ええ、ここまで近づけば聞こえるわ》
葉月《このままじゃアタシがセンターラインにたどり着く前にやちよさんとアタシがぶつかる》
このは《そうね。どうする?》
葉月《このはがやちよさんの後ろからデカい攻撃をして、やちよさんをあやめたちがいる方に誘導してくれない? そしたらアタシがその反対側を走り抜けるから》
このは《あまり前に意識を向けると後ろから射撃されるけど・・・。でも、ここまでくればやちよさんさえ何とか出来れば私たちの勝ちだものね。分かった、それでいきましょう》
葉月《うん頼むよ!》
81Res/176.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20