5:名無しNIPPER[saga]
2019/08/28(水) 20:58:09.05 ID:saJLaFIp0
思い出しても直接のきっかけは思い出せない。幼稚園の頃にはすでに魚は食べられなかった。
それでも小学校低学年くらいまでは食卓に出ていたが、あまりにみくが手を付けようとしないので
親も根負けし、次第に魚の日はみくだけ別のメニューが用意されるようになった。
給食で魚が出た日は、近くの男子にあげてやりすごしていた。ということは……
「…もう6、7年、魚を食べようともしてないのにゃ」
魚を食べられないと思い込んでるから、食べようともしなかった。要は食わず嫌いだ。
そういえば成長につれて味覚が変わる、という話も聞いたことがある。
それにもう高校生だ。嫌いなものを嫌いだからと跳ね除けるわけにもいかなくなる場面もある。
「……もしかしてみく、魚、食べられるかも?」
みくの心臓は知らず高鳴っていた。恐怖のような、好奇心のような、ふしぎな高揚だった。
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