夕立「ボ、ボコフェス連れてってっぽい!!!!!!!」
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69: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/08/27(火) 21:15:20.23 ID:8agroj4w0
お互いクスクスと笑いあうと、愛里寿ちゃんは天井を仰いで溜息を吐いた


愛里寿「こんな時に言う事じゃないんだけど……相談があるの。聞いてくれる?」

( T)「勿論。ただし、恋愛相談だけは勘弁な。色男はロクなアドバイスが出来ない」

愛里寿「私にはまだ早いよ……」

( T)「おや、引く手数多かと思ったんだがな。世の中の野郎は度胸がないと見える……それで?」

愛里寿「……友達がね、軍人さんになっちゃうかもしれない」

( T)「……」


よもや、高校生にも満たない年頃の女の子からこのような相談を持ちかけられるとは
いよいよ日本も切羽詰まったか。その一端を担っている身としては、申し訳なさが募る


愛里寿「その人の友達がね……ドイツにいるんだけど、深海凄艦の侵攻を受けて軍人に成らざるを得なくなっちゃって、みほさ……私の友達も、責任感が強い人だから、周りも心配してて……」

(;T)「ベルリンか……」


欧州が陥落する引き金となったベルリン侵攻。その余波が、遠い島国にまで届いている
国民の存亡が懸かっているのは重々承知だが、志願にしろ招集にしろ、決して賢い行いとは言えない


愛里寿「気分転換になるかなって、ボコフェスに誘ったのは良いけど……ずっとどこか上の空なの。ねぇおじさん。私は止めるべきなのかな?それとも、みほさんの思う通りにさせるべきなのかな……?」

(;T)「そう、だな……」


残酷な選択肢だ。本人もさる事ながら、周りにすら重圧を押し付けている
これはきっと、『頼りない大人』が招いた事態だ。何物かもわからないバケモノの暴力を跳ね除けられなかった、俺たちの責任問題なのだ


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