カズマ「お前、あのキス……どこで覚えたんだ?」めぐみん「……バカ!」
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16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/08/23(金) 01:21:51.64 ID:QaugMPoFO
エピローグ

「カズマ……体調はどうですか?」
「ああ、もう平気だよ」
「それなら良かったです」

一件落着してカズマの体調は良くなりました。
座薬の件もそれほど怒っていないらしく、むしろこちらの顔色を伺いながら彼はおずおずと。

「あのさ……めぐみん」
「はい。なんですか?」
「なんかいろいろと……悪かったな」

どうして謝るのでしょう。
気になるところですが、詮索はしません。
それが良い女というものです。
大方、夜の街で見かけた若い男の冒険者達と同じくやましいことをしていたのでしょうが、それを問いただすのはやめておきます。

だってその方が、私としても謝り易いので。

「私こそ、ごめんなさい」
「なんだよ藪から棒に」
「元はと言えば私の爆裂魔法のせいですから」

そう謝罪すると、彼は私の額に手をおいて。

「俺の風邪が移ったのか?」

そんなことを言われたら熱が出てしまいます。

「また移しても良いですか?」
「もう勘弁してくれ」
「では、キスはしばらくお預けですね」

なんて言いながらも、そのあといっぱいキスをしたことなんて、言うまでもないことですね。


【この正ヒロインに口付けを!】


FIN


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