眼鏡娘「私は重力が嫌い」
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71: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/08/23(金) 07:58:44.01 ID:QgvHefg/O

男「……それでさ、俺は何をすればいいんだ?」

眼鏡娘「?」

男「嘘か本当かは置いていて、そんな重大なことをわざわざ俺に話してくれたんだから、何か協力して欲しいことがあったんじゃないのか?」

眼鏡娘(……)

眼鏡娘「ううん。男くんにだけは話しておきたかっただけ。私の身勝手に巻き込んじゃった人だから」

男「身勝手なんて言うな」ピシッ

眼鏡娘「あうっ」

男「迷惑かどうかなんて俺が決めることだ。俺にとっちゃむしろ……」

男「そんなに好いてくれて超嬉しい、かな」

眼鏡娘「またそんなこと言って…」

眼鏡娘(……そういうところに、私は惚れたんだよね)

眼鏡娘「……大丈夫。私が何とかする」

眼鏡娘「これは私の問題だから、私が解決させなきゃいけないの」

眼鏡娘(絶対誰も不幸にしないように)

男「……辛くなったらすぐ呼べよ」

眼鏡娘「平気だよ。男くんがいてくれるだけで、私はいくらでも頑張れるから」

男「それは無理をします宣言に聞こえるけど?」

眼鏡娘「心配し過ぎ!男くんはちゃんと私の彼氏でいてくれればいいの!」

眼鏡娘「そうだ、今度また遊びに行こう?この季節だし、ふらっと遊ぶんじゃなくてどっか遠出してみたい!」

男「遠出?んー……」

男「ん!いいのがあるよ。ベタなもんだけど、夏祭りとかどう?」

眼鏡娘「いい…賛成」

男「ちょっち日は遠いけどね。今月末にさ、南町の方でやってるやつ。神社のある小さい山でやるんだけど、境内までの長い階段に沿って屋台が並ぶんだって」

男「俺は普通に見てみたい」

眼鏡娘(それって…)



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眼鏡娘(──丁度夏休み中にやってるこの夏祭り。これに男くんを誘おう)

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眼鏡娘(同じだ)





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