102: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/08/28(水) 08:14:23.25 ID:+70QDg8kO
眼鏡娘「」ギュー
元気娘「……あたた。あのね、左手折れてるみたいだからすこーし加減してくれると嬉しいかなー…って」
眼鏡娘「………ありがとう……本当に…!」
元気娘「……ね、何があったか分からないけどさ、私は絶対眼鏡娘ちゃんの味方だからね」
眼鏡娘「うん……嬉しい……」
眼鏡娘「……元気娘ちゃん。私のメモ読んだ?」
元気娘「読んだよ!こんなとこから逃げ出したらさ、また遊びに行こ!……けど、プレゼントせっかく驚かせようと思ってたのになぁ」
眼鏡娘「謝りたいことがあるの」
元気娘「…?あ!許してくれるとしたら、ってやつ?」
眼鏡娘「うん」
眼鏡娘「…元気娘ちゃん、ごめんなさい。私、長いこと元気娘ちゃんのこと避けてた。いっぱい話しかけてくれてたのに、振り払うようにしてた」
眼鏡娘「それにね……大切なものを、無断で奪った……」
眼鏡娘「だから、ごめんなさい」
元気娘「………」
元気娘「…よかったぁ、嫌われてたんじゃないんだ」
眼鏡娘「嫌いじゃないよ、好きだから!」
元気娘「告白されちゃった」ニシシ
元気娘「大切なものを奪ったとか、よく分からないけど、私はそんなことでへこたれないよ!」
元気娘「──というわけで、お主を許してしんぜよう」
眼鏡娘「……ふふ、なぁにその口調」
元気娘「和むかなーって思って」
眼鏡娘(……でも良かった、これでもう……)
スクッ
元気娘「?…どうしたの?立ったりしたら見つかっちゃうよ…!」
眼鏡娘「うん、いいの。これから私、あの人たちのところに行ってくるから」
元気娘「え…」
元気娘「何言って……」
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