51: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2019/08/23(金) 00:21:01.86 ID:2euMv+sS0
「医務室は今さっきの階段を下りた先ですねー。中央部分に居住区角は集中してます、ポーラたちの部屋もあのあたりでー、食堂は船尾の、遠距離通信レーダーと気象観測アンテナありますよねぇ、あの真下ですぅ。
時間はきっと、たっぷりありますからぁ……気を落とさないで、元気出して、頑張りましょー」
ポーラはぽやぽやした笑顔のまま踵を返し、甲板を歩いた。そして甲板に備えられたハッチの僅かな段差に脚を引っ掛け、盛大に転ぶ。
顔面から突っ込んでも、ワインの瓶だけは死守していた。
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