「我々の願いは、この素敵な道具が叶えてくれる」
↓ 1- 覧 板 20
4: ◆dTsdr7bVTg[saga]
2019/08/18(日) 19:40:20.77 ID:All9ssB20
僧侶「魔法石版を勇者さんはご存知ですか?」
勇者「当たり前だろ。俺だって持ってるぞ」サッ
勇者「これだろ。魔石を手持ちサイズの石版に削りだして、魔族や一部の魔法使いしか使えなかった伝心魔法を誰にでも使えるようにしたという……」
僧侶「ええ、数年前にどこかの異国から魔道具として伝来したものです」
戦士「離れていても石版を介して会話も手紙も文献も絵画も共有できる。いまや王国の民の大半が持っている」
勇者「そそ、だから僧侶ちゃんの連絡先暗号を教えてよ。あ、あと魔法使いも」
戦士「なぜ同じ隊でありながら俺の連絡先だけ知ろうとしないのだ?」
魔法使い「『あと』って何? まるでどうでもいいけどとりあえず付け足したみたいじゃない?」
僧侶「キモいです!」
勇者「まあまあ、みんな一斉に的確な指摘をしないでくれ。言い訳をでっち上げるにも時間が必要だろ?」
28Res/24.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20