加蓮「後輩に尊敬されたい」ド-ン
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7: ◆hAKnaa5i0.
2019/08/13(火) 00:08:21.79 ID:LhuZMdIg0
奈緒「そもそもだ。加蓮。後輩に尊敬されるようなことを普段からしてるのか?」

加蓮「ううん。でも私って優しいでしょ。特別なことは何もしなくても後輩たちは慕ってくれるよ」フフン

凛「ドヤ顔で何言ってるのさ」

奈緒「あ、思い出した」

加蓮「なによ」

奈緒「先月。飛鳥が取っておいたハーゲンダッツを勝手に食べてたよな?」

加蓮「え? な、何のこと?」ギクッ

奈緒「とぼけんな。『人のものを勝手に食べるだなんて加蓮さんはどういう神経をしているんだ!』って飛鳥に詰め寄られてたろ。あの時、お前はなんて答えたっけ?」

加蓮「……」エ-ト

凛「なんて言ったの?」

加蓮「あー! あー!」バタバタバタ

奈緒「『こういう神経ですよー♪』って、飛鳥の目の前でハーゲンダッツを完食したんだ。すごく美味しそうに」

凛「うわぁ……」

加蓮「あ〜! も〜! その後、ちゃんと買い直したからいいでしょ〜!」ギャ-!

奈緒「飛鳥は優しかったよ。拗ねてたけどちゃんと加蓮のことを許してやってたもんな」

凛「うん。飛鳥は優しいね」コクリ

加蓮「いやでもちょっと待って欲しい!」バ-ン

奈緒「何だよ」

加蓮「あれは私なりのフレンドリーなコミュニケーションだったの! 飛鳥のことを可愛がっているからこその意地悪だったの!」カッ!

奈緒「加蓮」

加蓮「な、何よ」

奈緒「あたしはお前の人間性は好きだ」

加蓮「な、奈緒……!」ジ-ン!

奈緒「でも、お前のどこに尊敬される要素があるんだ」

加蓮「奈緒なんかもう嫌い〜!」ヒ-ン!

凛「加蓮」ポン

加蓮「ぐすっ。慰めてくれるの?」

凛「加蓮のどこに尊敬される要素があるのさ」

加蓮「凛も嫌い〜!」ヒ-ン!



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