ろくでなし男「へぇ……お前、タネも食うんだな」ノーブラノーパン女「……へっ?」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2019/08/09(金) 22:21:46.27 ID:uXIkt+raO
「……今日は、もう帰ろ?」
「そう……だな」
不毛な問答に互いに疲れ果てて。
それぞれの自宅へと歩き出す。
陽は傾きヒグラシの鳴き声が哀愁を誘う。
もう駄目だ。
もう無理だ。
もう諦めよう。
だけどそれでも、どうしても諦めきれなくて。
「今度は俺もスイカバーのタネを食うから!」
「えっ?」
「俺も一緒に、スイカを育てるからっ……!」
女が振り返ると、男は歯をくいしばって必死に叫んでいて、その瞬間、全ての誤解は解けた。
男はチョコ嫌いではなかったのだと。
スイカバーのタネを本物のスイカのタネだと思っていたのだと、ようやく理解した。
「だから! 俺は! お前のことが……!!」
「うん……伝わった。……ありがとね」
全ての疑問とわだかまりが解消され、心の底から安堵した女は涙を流して頷き、男の愛の告白を受け入れて、彼と同じように愛を告げた。
「私も、あなたのスイカを食べきる」
そう言って微笑む女を、男は強く抱きしめた。
「好きだ」
「わ、私も、あなたのことが……んあっ!?」
ノーブラ女の柔らかなノーブラの胸が男の胸板に押し潰されたその瞬間、圧迫に伴い女の少し水気の多い便が体外に押し出されてしまった。
「ああっ!? ああっ! ああ、ああああっ!?」
ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅぅ〜っ!
「ん? なんだ、今の音は?」
「き、聞かないでぇえええっ!?」
ぼたっぼたぼたぼたぼたぼたぼたぼたぼたっ!
ノーブラはまだしも、ノーパンであることが災いし、水気の多い便は女の健康的な太ももを伝い大地へと垂れ流された。そして男が気づく。
「この臭いは……もしかして、お前……?」
「ち、ちがっ……私、私はっ……!?」
「いいんだ……もう、何も言わなくていい」
「んむっ!?」
男は優しかった。だから全てを許してくれた。
全てを悟った男は泣き喚く女の口を自らの口で塞いで黙らせて、激しくも優しいキスをした。
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