マミ「最後に残った道しるべ」
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21: ◆do4ng07cO.[saga]
2019/08/09(金) 01:23:01.07 ID:akEPncPz0

杏子「ただいま...!?」

久しぶりに家に帰ってきて気がついたのは、鼻孔をつく匂いだった。

その匂いは、普段から戦い続けているあたしにもなじみ深い、血の臭いだ

そして、その原因となるものが、床に倒れていた。

血だまりに沈んでいるのは、父さんと母さんとモモだった。

杏子「なんで...?」

わかりたくない。嘘だと思いたい。

でも、充満する血の匂いがこれは現実だとあたしに訴えかけている。




杏子「なんでなの...マミさん」

あたしの家族の血だまりの中に、黄色の魔法少女が一人立っていた。




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