330:名無しNIPPER[sage]
2019/08/31(土) 00:41:11.78 ID:CnCEYShv0
セイレーンは俺達に構う素振りすら見せず、ただひたすらに弾き続ける。
「なぁアレス…さっきの天衣は使わないのか?」
「残念だけど……術式を展開する魔翌力を蓄積しないといけないからね、しばらくは……」
「そっか。俺のせい…だよな、すまん」
「気にしないで。また溜めれば良いんだしね、男さんのせいじゃないよ」
「アレス……男だけど惚れちまいそうだ」
「そう言われると悪い気はしないね」
「はぁ…もうツッコまないからな…」
魔獣と対峙してるとは到底おもえない雰囲気。だが、軽口が叩けるのはまだ余裕があるという事だ。
「さて、どう攻めようかな」
「あんな所に居られちゃぁなぁ……」
「まずは試してみるか」
「試す?」
「射抜け」
「貫け」
2人はいきなり、ほぼ同時に魔法を放つ。アレスの手からは雷の槍、レオーネからは火の槍。セイレーン目掛けた魔法が近くまで行くと、あらぬ方向へと逸れてしまう。
「お前らさ…やるならやるって言ってくれよ…」
「ごめんごめん。でも…魔法障壁か、厄介だね」
「全く面倒だな、直接斬るしかないか」
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