316:名無しNIPPER[sage]
2019/08/30(金) 00:44:11.15 ID:MTaFkg5j0
「太湖のヌシ…キュレウス!」
『オオオオオオオオオッ!!!!』
湖の中から巨大な蛇が出てくる。所々に小さな翼が生えていて、その巨体を湖の上に浮かばせる。
「おいおい……ははは…マジで言ってんの…?」
圧倒的な存在を前に、薄ら笑いが出てしまう。
「噂には聞いてたけどね…これは……魔獣クラスかな」
アレスもいつも通りの涼しい顔だが、目は鋭く巨大な蛇を睨む。
「お喋りはそこまでにしておけ!気を抜いたら共倒れだぞ!」
もう戦争なんてしている場合ではない。奥に居た冒険者は既に居なくなっていて、恐らく反対側に居る兵士も冒険者も退避しているだろう。逃げたいところだが、そうはいかない。
汚名返上ではないが、力を持っているのにここで手を貸さないのは男が廃るってもんだ。
「アレス!この巨大蛇を倒したら埋め合わせはチャラな!」
「ははは!良いね!じゃあそれでチャラにしようか!」
「呑気か君達……」
レオーネはやれやれといった感じで頭を振る。そうは言っても軽口を叩いてないと圧に呑み込まれてしまう。
「まずは奴の特性を見極める。僕が注意を惹くから、2人は左右で待機していてほしい」
「あいわかったぁ!」
「気を付けろよ、アレス」
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