128:名無しNIPPER[saga]
2019/08/14(水) 19:21:18.86 ID:kgfHVtwqO
ノーナとヘクタね…まだまだ知らない事が沢山あるな。
「で、俺にはその魔走は出来るのか?」
「…兄ちゃんには無理だ、魔力がねぇからな」
たしかに凄い力は持っているが、元はただの人間だしな。魔力とかってのは生まれた時からの才能的なやつだろう。俺の力は魔力とかそういう次元ではないと分かっただけでも収穫か。
「そうか……そりゃあ残念だ」
「何言ってんだ、俺の魔走を見切ったんだぞ。魔力なんて無くても兄ちゃんなら問題ねぇだろ」
魔眼のおかげだけどね。俺は何となく周囲を見回した時に、街道に野盗が乗ってきた馬が2匹まだ居るのが見えた。これは使えるぞ。
「……あそこの馬一頭貰ってくぞ」
「馬?……ああ、好きにしろよ」
これでノース帝国までの足を手に入れた。後はこいつの処遇だ。
殺す、解放、連行する、その他
安価下
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