114:名無しNIPPER[saga]
2019/08/13(火) 15:49:18.18 ID:EVQnE6soO
「ふざけんな……ジャスミンに手を出したら、許さねぇからな」
「ガハハ!威勢がいいのは結構だけどよ」
髭面が低く構える。
「そういうのは、強くなってから言えや」
「…!」
髭面が消えた。くそ、どこに行きやがった!
俺は適当に鞘を振る。当たればいい、当たれば俺の勝ちなんだ。
「俺ぁこっちだぜ?」
「なっ…────ぐあっ!!」
左頬を殴られた。今度は何とか踏ん張り、倒れずには済んだ。血の味がする、口の中が切れたか。
それにしてもこいつ…どこから出てきやがったんだ。
「…力量差がありすぎだな、兄ちゃんに最後のチャンスやるよ。諦めろ」
「う、うるせぇ……俺はまだ本気出してねぇだけだ……」
「……ガーーーッハッハ!やっぱりただの馬鹿だったか!気に入った!次で殺してやるよ!」
「やれるもんならな…!」
馬鹿にしやがって、お前なんか当たればなんて事ねぇんだ。当たればな。
ただ、あいつの動きが速すぎて見えねぇ。何か…何か策は…。
男ステータス
右手の筋力増強のみ
行動安価
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