天海「アイランドモード?なんすかそれ?」【ダンガンロンパ】
1- 20
595: ◆6V8mSlZQhU[saga]
2019/08/07(水) 23:01:05.49 ID:HM8JH0Sr0

天海(そ、そうだここから叫べば王馬くんに聞こえるんじゃ……)

天海「王馬くんっ……!助けてくださいっ!」

俺は久しぶりに誰かに助けを求めた気がした。

それは誠心誠意の呼び声だった。

思えば俺はこの学園生活、いやずっと今まで人前で弱音を吐いたことがなかった。

茶柱さんの動きがぴたりと止まった。

王馬くんが彼女の腕を掴んでいたのだ。

王馬「茶柱ちゃん、何やってるのかなー?」

茶柱「お、王馬さん!?……だだ男子が二人も!転子頭がパニックしてきました……」

王馬「にしし、何だか面白いね……ただ天海ちゃんはオレの遊び相手、だから手を出しちゃダメだよ?」

茶柱「はっ……というか転子気が動転してました……いくら男子がいなくてエネルギーがなかったとはいえ、こんな風に天海さんに襲いかかってしまうなんて……」

茶柱さんは俺の体から手を離した。

王馬「よしよし、ならさ……安静にしときなよ?オレもエネルギー補給の話相手くらいにはなってあげるからさ…」

それからは三人で会話をした。

王馬くんがこれほど頼りに思ったことはなかった。スペックが基本的に高いため嘘さえつかなければ何と心強いことか。

王馬「じゃ、天海ちゃん……部屋に戻ろうか」

天海「は、はい……」

茶柱「やはり二人とも麗しい存在ですね!素晴らしい経験でした!」

王馬「茶柱ちゃんはさっきの暴走きちんと反省してね?」

茶柱「うっ、返す言葉もありません……」

王馬くんと俺は102号室から出た。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
983Res/340.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice