モバP「ありすを実家に連れて行くことになった」
↓ 1- 覧 板 20
4: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/31(水) 20:51:18.37 ID:ZyculU6ko
言った瞬間、ありすは悲しそうな顔する。それだけでなんとなく察してしまった。
P「あー、もしかして、ありすの両親は正月も一緒にいれないのか」
ありす「はい……2月くらいまで忙しいみたいで。私も受験があるのでゆっくりしてる場合じゃないので全然問題ないのですが」
そうは言うものの、俺が実家に戻ればありすはひとりぼっちの正月が確定してしまう。さすがに可哀想だ。
というか、ありすの両親、今年は俺にありすを預けるつもりだったりするんじゃないか……? 信用されてるのは良いことだけど、さすがにそれでいいのかと思いたくなる。
P「いや、さすがに年末年始はゆっくりしよう。実家には帰らないように連絡入れるよ」
ありす「そこまでしなくても……Pさん、ここ数年帰れてないんでしょう? 去年は仕事してましたし」
P「また今年も帰らないだけだ、何も変わらないって」
ありす「ダメです。家族と一緒にいれる時間は貴重なんですよ」
さっきまで悲しそうに帰っちゃうんですかとか言ってたくせに、相変わらずこの子は自分を押し殺そうとする。しかし、ありすの言うことにも一理はある。
お、名案が思い浮かんだぞ。
46Res/32.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20