モバP「ありすを実家に連れて行くことになった」
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39: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/31(水) 21:12:39.14 ID:ZyculU6ko

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P「ありす、すまなかった」

ありす「いえ……むしろありがとうございます」

 外に出て夜風に当たりながら謝ると、ありすは微笑みながらお礼を言う。

P「何がだ? 謝ることしかないと思うんだが……」

ありす「Pさんが守ってくれたからです」

 ぽてっとありすは体を寄せて言う。動作が可愛くて、思わず頭を撫でた。

ありす「私が他の人と結婚するなんてあり得ないです。それをPさんが独占して、守ってくれた。それが私はとても嬉しかったです」

P「……そうか」

 醜い感情で爆発しそうだった俺を、そんな風に評してくれる。本当にこの少女には敵わない。たまらなく、愛おしく思う。



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