モバP「ありすを実家に連れて行くことになった」
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27: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/31(水) 21:06:01.66 ID:ZyculU6ko
ありす「Pさん? その動画について後でお話があります」
P「……はい」
28: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/31(水) 21:06:41.02 ID:ZyculU6ko
――――
初詣の神社は田舎とはいえ、それなりに人でごった返す。この田舎のどこにこんな数の人類が潜んでいたというのだ。
29: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/31(水) 21:07:07.54 ID:ZyculU6ko
ありす「それじゃ仕方ないですね……二人でこの辺りを回りましょうか」
そう言いながらありすは握った手を恋人握りに切り替えて指を絡ませてくる。
30: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/31(水) 21:07:40.28 ID:ZyculU6ko
ありす「あ、おみくじありますよ」
そう言ってるんるんと俺の手を引っ張っていくありす。こういうところは年相応なんだがなあ。
31: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/31(水) 21:08:12.44 ID:ZyculU6ko
ありす「でもちょっとこれ見てください」
そう言ってありすはおみくじの細かい運勢の安産の部分を指さす。ああ、詳細に書いてるやつだったな。俺はざっと見しかしてないけど。
って安産っておい。
32: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/31(水) 21:08:40.12 ID:ZyculU6ko
――――
初詣も終えて、神社で軽く昼食を食べ、家へと帰り、だらだらとしていたら夕食の時間。
33: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/31(水) 21:09:19.87 ID:ZyculU6ko
「Pもいい加減結婚しないとダメだぞ」
「まだアイドルの仕事やってるんだろう? まずはしっかりした仕事しないとな。うちで雇ってやろうか?」
34: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/31(水) 21:09:50.37 ID:ZyculU6ko
P「いやあ、遠慮しときますよ」
「そう言うなって。所帯を持てば男も意識が変わるもんだ」
35: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/31(水) 21:10:26.36 ID:ZyculU6ko
「そろそろ身を固めるべきだろう。結婚は考えてるのか」
やばい、話題が俺に集中し始めている。なんとか回避しないと。
36: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/31(水) 21:10:56.62 ID:ZyculU6ko
ありす「はい、ビールです」
「おー嬢ちゃん可愛いねえ」
37: ◆V4UmGZT038Ti[saga]
2019/07/31(水) 21:11:25.87 ID:ZyculU6ko
「おいおい、まるでPの嫁さんだな」
「P、お前、彼女ってこの子のことか? なんてなガハハ」
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