1:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/26(金) 23:47:22.04 ID:FXVq+Rxy0
・夏葉とPさんは付き合っています。ふたりのピロートークです。
・ごく一部R-15(?)
それでは、よろしくお願い致します。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/26(金) 23:48:07.50 ID:FXVq+Rxy0
「……アナタは、いつも私の欲しい言葉をかけてくれるわ。アナタの「頑張れ」「夏葉なら出来るよ」って言葉に何度私が勇気をもらったか。
背中を押してもらったか。ひとりのアイドルとして自信を持てたかわからないわ。
3:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/26(金) 23:48:41.62 ID:FXVq+Rxy0
…いいえ。アイドルとしてだけじゃないわね。ひとりの女として、アナタにかけてもらう言葉がどんなに嬉しかったか。
「可愛い」「綺麗だ」……正直、今までの人生でその言葉をかけられることに慣れていないといえば嘘になるわ。
でも、でもね。アナタに言ってもらえるだけで私、世界一の美女になったような気持ちになれるの。不思議よね。
4:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/26(金) 23:49:17.63 ID:FXVq+Rxy0
ーつくづく思うわ。「恋ってすごい」って。
5:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/26(金) 23:52:11.38 ID:FXVq+Rxy0
アナタに恋して、こうして恋仲になって……。昔は、「恋をすると人は弱くなるんじゃないか」って考えていたの。
いいえ、もしかしたら今もそうなんじゃないかって思ってるわ。だって私、アナタがいない有栖川夏葉を想像できなくなってしまったもの。
「恋なんか、愛なんか、結婚なんかしなくたって私は」って思っていたのにね。少し前の私が今の私を見たらびっくりするでしょうね。
6:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/26(金) 23:54:02.44 ID:FXVq+Rxy0
勿論、アナタとこういう関係になれたことに後悔なんて微塵もしていないわ。
障害もたくさんあるかもしれないけれど…それでも私、アナタのいない有栖川夏葉を考えられなくなってしまったんだもの。
今でも自信をもって言えるわ。アナタに告白したのは間違いじゃなかったって。
7:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/26(金) 23:54:31.51 ID:FXVq+Rxy0
それに、よかったことも多いと思うのよ。アナタと付き合ってから「もっと綺麗になった」「色っぽくなった」なんて言われることも増えたしね。
それに…アナタが私の背中をいつも見守ってくれている。そう思うだけで私、どんなに落ち込んでも「頑張ろう」って思えるの。
だって、私が誰よりも愛してる人が「頑張れ」って視線を送ってくれるんだもの。
8:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/26(金) 23:54:57.98 ID:FXVq+Rxy0
…それでもやっぱり、少し、前より女々しくなってしまったかもしれないわね。
アナタがいない時、ふと寂しくて…そう、胸の奥底に鉛が落ちるような、そんな気持ちになることがあるわ。
9:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/26(金) 23:55:27.88 ID:FXVq+Rxy0
この幸せな時間がいつか終わってしまうかもしれないのが怖い。もしも、アナタが私を好きでなくなってしまうのが怖くてたまらなくて眠れない時もあるの。…そう、たまに夜遅く電話するでしょう? あれがそういう時よ。
10:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/26(金) 23:57:39.92 ID:FXVq+Rxy0
…だから、そうね…もしかしたら、今の私は、アナタが好きになってくれた私とは違う私かもしれないわ…
それでも、アナタはー……っ! ……ふふ、そう。そうよね。ありがとう。私も、アナタのこと好きよ。どんなアナタも、愛してるわ。
11:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/27(土) 00:00:08.11 ID:b9U8weaX0
……やっぱりアナタはいつもそうやって、私の欲しい言葉をかけてくれるのね。ありがとう、プロデューサー……で、話を元に戻すのだけれどー」
12:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/27(土) 00:00:46.84 ID:b9U8weaX0
夏葉「ーシ出る時に耳元で「可愛い」とか「愛してる」とか囁くのは例外的にやめてちょうだい」
P「え、それが言いたかったの?」
13:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/27(土) 00:01:48.34 ID:b9U8weaX0
夏葉「服を脱がせてキスするとこまで! そこで言われる「綺麗だ」も危ないんだから!」
P「いや、序盤も序盤じゃん…」
14:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/27(土) 00:02:26.29 ID:b9U8weaX0
夏葉「…っ! う、うるさいわ…!」
P「お腹の辺り撫でるとビクッとしたり、首に手を回してたくさんキスをせがんできたりさ…」
15:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/27(土) 00:02:52.78 ID:b9U8weaX0
夏葉「っ…今はそんなの聞きたくないわ!」
P「…」
16:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/27(土) 00:03:32.70 ID:b9U8weaX0
夏葉「んぅ…! ん…! ちゅ…ぅ…はぁっ…」
P「……ぷはっ」
17:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/27(土) 00:04:13.71 ID:b9U8weaX0
夏葉「なにがおもしろいのよぉ…」
P「いや、面白いって言うか…嬉しくて。夏葉のこんな可愛いところ見られるの、俺だけの特権だなって思ったらさ」
18:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/27(土) 00:04:46.61 ID:b9U8weaX0
夏葉「そんなの…ちゅう…忘れたわ…」
P「困ったな…」
19:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/27(土) 00:05:18.70 ID:b9U8weaX0
夏葉「どんなことでも負けず嫌いなの、私」
P「ああ。知ってるよ。それでこそ俺の好きな夏葉だ」
20:名無しNIPPER[sage ]
2019/07/27(土) 00:06:00.32 ID:b9U8weaX0
夏葉「…あんまりかがないで。汗っかきなのよ」
P「夏葉の汗の匂い、俺は好きだよ」
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