ぐだ男「え、彼女?」ダヴィ「いたの?」
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17: ◆JyWIBaCRzU[saga]
2019/08/02(金) 18:23:47.60 ID:e2BN+nXpo
清姫「安珍様? 怯えていらっしゃるのですか?」

藤丸「(入り口は塞がれてる……ガンドで清姫を止めた所で、頼光さんと静謐の横を通り抜けられる気がしない……)」

頼光「まあまあ。怯えなくて良いのですよ。さ、母が抱き締めてあげましょう」

藤丸「(でも……それでも! 僕は前に進まなきゃいけないんだ! 突破口は依然0! それでもやる! 絶望なんてするものか!)」

静謐「私は……最後でも良いので……強く、抱き締めてください、マスター」

藤丸「待った。三人とも、そこで止まって」

清姫「ますたぁ? 何を……」

藤丸「(……そうだ。恐れるな。絶望的な戦いなんていつもの事だ!)」

藤丸「動くな、と言ったんだよ、清姫。良いかな? 僕はただの人間だ」

清姫「え? はい、それが何か……?」

藤丸「サーヴァント相手にはそこまで効果が無いけど……僕だったらどうかな? どう思う?」

頼光「マスター? 言っている意味がよく」

藤丸「……動くな。僕がどうなってもいいのか?」

三人「!?」

藤丸「(これが、僕に残されたただひとつの選択肢……唯一の逃走経路!)」

藤丸「さぁ、三人とも下がって。もし少しでもこちらに来たら、【僕は即座に僕の頭にガンドを撃ち込む】ッッッ!!!」


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